UbuntuでVisual Studio Code(VSCode)を活用するための完全ガイドです。2025年現在の最新環境「Ubuntu 24.04 LTS」に対応したインストール方法から、開発環境構築のコツまで徹底解説します。
インストール方法比較(2025年最新)
方法 | 特徴 | 更新方式 | 該当ユーザー |
---|---|---|---|
公式リポジトリ | 自動更新・高セキュリティ | 自動 | 継続利用者 |
Snapパッケージ | 簡単インストール | 自動 | 初心者 |
.deb手動 | オフライン対応 | 手動 | 特定バージョン希望者 |
推奨インストール手順
公式リポジトリ経由(自動更新対応)
ターミナルを起動して以下を実行します。
$ wget -qO- https://packages.microsoft.com/keys/microsoft.asc | gpg --dearmor > packages.microsoft.gpg
$ sudo install -D -o root -g root -m 644 packages.microsoft.gpg /etc/apt/keyrings/
$ sudo sh -c 'echo "deb [arch=amd64,arm64 signed-by=/etc/apt/keyrings/packages.microsoft.gpg] https://packages.microsoft.com/repos/code stable main" > /etc/apt/sources.list.d/vscode.list'
$ sudo apt update
$ sudo apt install code
特徴:
- セキュリティパッチ自動適用
- 最新安定版を常に利用可能
- Arm64アーキテクチャ完全対応
代替インストール方法
GUI経由(Ubuntu Software利用)
- アプリケーションメニューで「Ubuntu Software」起動
- 検索バーに「Visual Studio Code」入力
- Microsoft公式版を選択してインストール

注意点:
日本語パックが含まれない場合があるため、後述の日本語化手順が必須
VisualStudioCodeの起動
VisualStudioCodeの起動は、ターミナルを起動して、以下を実行します。
$ code
起動するとこんな感じ

初期設定ガイド
日本語化(2025年最新)
- 拡張機能パネル(
Ctrl+Shift+X
)を開く - 検索欄に「Japanese」入力
- Microsoft公式の「Japanese Language Pack」をインストール
- VSCode再起動で反映
設定手順は以下の順に作業してください。

日本語化すると以下のようになります。

ショートカット一覧
操作 | キー |
---|---|
コマンドパレット | Ctrl+Shift+P |
統合ターミナル | Ctrl+“ |
クイックファイル検索 | Ctrl+P |
トラブルシューティング
起動エラー時の対処法:
sudo apt --fix-broken install # 依存関係修復
code --disable-extensions # 拡張機能無効化起動[4]
日本語化できない場合:
- 拡張機能の再インストール
- 設定ファイルリセット(
rm -rf ~/.config/Code
)
まとめ
2025年現在、UbuntuでVSCodeを最大限活用するには公式リポジトリ経由のインストールが最適です。日本語化するとより使いやすい環境の構築ができます。定期的な拡張機能の見直しとショートカットの習得で、コーディング効率をさらに向上させましょう。本ガイドの手順通りに進めれば、10分で最新開発環境が整います!
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