【2026年最新】Codex CLI コマンド・オプション完全網羅リファレンス

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先日の記事「ターミナルで完結。CLI対応AIエージェント徹底比較:Claude Code, Codex CLI, Aiderどれを選ぶ?」では、OpenAIが放つ最強の自律型エージェント Codex CLI の魅力について触れました。

今回は、実際にCodex CLIを使いこなすために避けては通れない「全コマンドとオプション」をリファレンス形式でまとめます。

サブコマンドとオプションの違いを理解する

Codex CLIのヘルプを見ると多くの項目が出てきますが、基本は「サブコマンド(何をするか)」と「オプション(どうやるか)」の組み合わせで構成されています。

  • サブコマンド(動詞): apply(適用する)、resume(再開する)など、具体的なアクションを指します。
  • オプション(副詞): --model(このモデルで)、--search(検索を有効にして)など、アクションに条件や味付けを加えます。

これらを意識すると、複雑なコマンドも「何をどうしたいのか」という自然な文章として理解できるようになります。

サブコマンド一覧(Main Commands)

Codex CLIで行う主要なアクションです。基本的には codex <コマンド> の形で実行します。

コマンド短縮名説明
exece非対話モードで指示を実行。単発のタスクに最適です。
reviewコードレビューを非対話形式で実行し、改善案を提示します。
applyaAIが提案した最新の差分(diff)をローカルファイルに適用します。
resume過去の対話セッションを再開します。作業の中断・復帰に必須。
fork過去のセッションをコピーして、別の試行(分岐)を開始します。
mcp外部ツールと連携するためのMCPサーバーを管理します。
mcp-serverCodex自体をMCPサーバーとして起動し、他ツールから呼び出せるようにします。
sandbox隔離されたサンドボックス環境内で安全にコマンドを実行します。
login / logoutOpenAIアカウントの認証管理を行います。
cloud【実験的】Codex Cloudからタスクを取得し、ローカルに適用します。
features現在利用可能な機能フラグ(実験的機能など)を確認します。
completionシェル(bash/zsh/fish等)の補完スクリプトを生成します。
debug動作不良時のトラブルシューティング用ツールです。

主要オプション一覧(Options)

コマンドの振る舞いをカスタマイズする設定項目です。-(短縮版)や --(完全版)で指定します。

AIの挙動・モデル設定

  • -m, --model <MODEL>: 使用するモデル(gpt-5 など)を明示的に指定します。
  • --oss: ローカルのオープンソースモデル(Ollamaなど)を優先的に使用します。
  • --search: ライブWeb検索を有効にします。2026年の最新技術情報を追う際に不可欠です。
  • -i, --image <FILE>: プロンプトに画像を添付します(UIの修正指示などに便利)。

安全性・自動化設定

  • -s, --sandbox <MODE>: モデルがコマンドを実行する際の制限を設定します。
    • read-only(読み取りのみ)
    • workspace-write(作業領域のみ書き込み可)
    • danger-full-access(全アクセス許可)
  • -a, --ask-for-approval <POLICY>: 実行前に人間に許可を求めるルールを決めます。
    • on-request(AIが必要と判断した時のみ)
    • never(一切聞かずに実行:注意が必要)
  • --full-auto: 手間を最小限にする自動設定のセットです(-a on-request --sandbox workspace-write と同等)。

環境・構成設定

  • -C, --cd <DIR>: エージェントが作業を開始するルートディレクトリを指定します。
  • -c, --config <key=value>: config.toml の設定をコマンドラインから一時的に上書きします。
  • -p, --profile <PROFILE>: 設定ファイル内の特定のプロファイルを一括適用します。

現場で役立つ逆引きコマンド集

「さっきの続きから作業したい」

codex resume --last

「AIの提案をすぐにコードに反映したい」

codex apply

「ネットで最新のライブラリ情報を調べながらコードを書いてほしい」

codex --search "最新のNext.js 16 App Routerに合わせたリファクタリングをして"

「怖いので、まずは読み取り専用で解析だけさせたい」

codex --sandbox read-only "このプロジェクトの脆弱性を探して"

まとめ

2026年のエンジニアリングにおいて、Codex CLIは「単なるチャットツール」ではなく、「ターミナルを操作できる自律型エージェント」へと進化しました。

サブコマンドで「何をするか」を決め、オプションで「安全性やモデル」を添える。この基本をマスターするだけで、開発効率は劇的に向上します。まずは codex status で接続を確認し、--search を活用した最新情報の収集から試してみてください。

より深い比較については、ぜひこちらの比較記事も併せてチェックして、自分に最適なエージェントを見つけてくださいね。

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