電動アシスト自転車「EENOUR C1」のスポークが折れてしまい、修理依頼だと約1か月かかると言われたため、自分で交換してみました。作業の手順や気づき、そして購入検討者やトラブル時に役立つスポーク・工具情報をまとめます。
EENOUR C1とは
EENOUR C1は超小型の電動アシスト自転車です。
タイヤは16インチですが、定格出力350Wで、結構パワフル、スタイリッシュで街乗りには最適な自転車になります。
ただ、かごがなかったり、坂が急な場合はちょっとタイヤの小ささを感じる部分がありますが、安い時は90000円ほどと手ごろに入手可能です。
気になる方は、こちらから。
スポーク交換作業の流れ
- 泥除けの取り外し
- タイヤとチューブの取り外し(※車体からホイール自体は外さずに作業できた)
- リムゴム(リムテープ)の取り外し
- 折れたスポークの交換(交差構成のため入れ替えはややコツが必要)
- ニップルの締め付けとスポーク調整
今回は後輪右側のスポークが全て折れた状態でした。スポークは交差構成のため、反対側を一時的に外して通し直す必要がありましたが、なんとか力技で交換完了できました。
実際のスポーク劣化と破損時期
- 購入から約2か月でスポークが緩み始め、「カラカラ」と異音が発生
- そのまま乗り続けると半年ほどでスポークが折れる結果に
- 張力(テンション)適正値は現在販売店に問い合わせ中
9/9追記
スポークの張力について回答ありました。
張力についての基準はなく、調整の時は、ホイールが上下に跳ねず、左右に偏らないようにすることが大切とのことです。
つまり振れなければOKってことですね。
スポークの規格情報(EENOUR C1)
- 長さ:80mm
- 太さ:2mm
- ネジ切り部分:4mm
- 本数:36本組
これらの規格情報を元に、純正・汎用のスポークをネット注文することができます。
9/9追記
販売店から返信ありました。
スポークの長さは以下が正しい値とのことです。
前輪 ディスクブレーキ側 : 111cm 反対側 : 113cm
後輪 フライホイール側 : 80cm ディスクブレーキ側 : 84cm
とのことです。
それぞれ長さが違うようなので注意が必要です。
修理に関するサポート情報
- 修理する場合は自転車本体を販売店へ発送する必要があり、目安で“約1か月”かかるとのこと
- 急ぎやコスト重視であればDIY交換も選択肢に
まとめ
EENOUR C1 電動自転車のスポークトラブルでは、後輪のスポークが購入後半年で折れるという実際の経過とともに、DIYでもホイールを外さずに交換作業が可能だった体験を紹介しました。スポークの規格(80mm×2mm・ねじ長4mm・36本)や、緩みの兆候についても詳細を記載しています。
修理依頼の場合は自転車本体の発送と1か月前後の期間が必要になるため、急ぐ方や節約したい方は自分で純正スポークや工具をネット購入して交換するのも現実的な選択肢です。
緩みが気になった時は早めに張力調整やスポークチェックがおすすめ。少しでも同じ悩みを持つ方の参考になれば幸いです。
今回、以下も一緒に購入して交換の工具として使用しました。手持ちがない方はこちらも一緒に購入することをお勧めします。
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